キャンドルの正しい使い方
必ず下記の正しい使用方法をよく読み、安全にご使用ください。
また、キャンドルは基本的にメンテナンスフリーなものではありませんので、
ご使用にあたって下記の内容を参考にご自分でメンテナンスをお願いいたします。
扱い慣れてくるとそれも楽しみの一つになってきます。
●設置の時
キャンドルは必ず陶器皿やガラス皿などの不燃性のキャンドルフォルダにセットし、安定した平らな場所に置いて下さい。
ロウに発火性はないので、キャンドルが倒れたとしても自然に火は消えますが、そばに燃えやすい紙やカーテンなどがあると燃え移るおそれがあるので、絶対にそばに置かないで下さい。
小さなお子さんやペットがいるところでは、手の届かない場所に置いて下さい。
空調などの強い風が当たる場所も避けて下さい。
風が当たると、不完全燃焼を起こして油煙が出たり、燃焼時間も大幅に短くなるので注意して下さい。
尚、火を灯したらそばを離れず、寝るときやそばを離れるときは必ず火を消して下さい。
●点ける時
火を点けるときはキャンドルの芯を1cmほどにカットして、まっすぐに立ててから火をつけます。
芯の根元に火を近づけ、ロウを少し溶かすとうまく着火します。
柄の長いガスライターやマッチを使うと点火しやすいです。
●消す時
キャンドルの火を消すときは、芯をピンセットなどでつまんでロウの中に倒して火を消し、すぐに芯を起こして下さい。
こうすると、芯がロウでコーティングされるので煙が出ず、再点火しやすくなります。
キャンドルは石油製品なので火を消すときに水をかけるのは厳禁です。
また溶けたロウは熱いので直接触らないように注意して下さい。
●途中で火が消えた場合
芯がロウの中に埋まってしまったのが原因です。ロウの液だまりを新聞紙の上などに捨ててから再点火して下さい。
ロウが固まってしまったら柔らかいうちに芯の周りのロウをスプーンなどで削って下さい。
そのときに芯を切ってしまわないよう注意して下さい。
●火が小さくなった場合
いったん火を消してロウの液だまりを捨てるか、芯の周りを削るなどして、芯を露出させてみて下さい。
芯の先に黒い固まりができたときや、芯が長すぎて炎が大きくなったときはハサミなどで取り除いて下さい。適正な炎に戻ります。
●ススが出たり嫌な臭いがする場合
キャンドルが真っ直ぐ立っているか確認して下さい。
斜めになっていて芯が傾いているとススが出やすくなります。
また風の影響で炎が大きく揺らいでいる場合もススが出やすくなります。
上記の影響が無いのにススが出る場合は、火が点いている芯の部分が長過ぎる事が原因の場合がありますので、一胆火を消し、温度が下がってから芯をハサミで少し切ってください。芯は7mm~1cmは残してください。
●ロウをこぼしてしまった場合
慌ててこすったり削ったりすると繊維の中に粉状になったロウが入り込んでしまいますので、柔らかい布やティッシュで上下に当て布をし、低温に設定したアイロンを押し当ててみて下さい。
熱で溶けたロウが当て布に染み込んで取れます。
ただし、素材やキャンドルの色によってはきれいに取れない場合もあります。
また、特殊な繊維や大切な洋服などは手を触れずクリーニング店に相談をおすすめします。
●保管するときは
キャンドルは高温所を嫌いますので、直射日光が当たらない場所で湿度の低い冷暗所に保管して下さい。
直射日光に当たったり湿度・温度変化の激しい場所に置くと、キャンドルが溶けて形状が変わってしまったり色が変わってしまうことがあります。
★キャンドルの素材は、石油を精製する際に出るパラフィンワックスを使用しています。
パラフィンワックスは牛乳パックや化粧品にも使われる安全性の高い材料です。